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SJMのIR「グランドリスボアパレス」開業!マカオ全6陣営のコタイ地区進出が完了

「SJMのIR「グランドリスボアパレス」開業!マカオ全6陣営のコタイ地区進出が完了」の概要

「カジノ王」スタンレー・ホー氏が率いたマカオ半島の雄が新規参入組の大型IRが林立する群雄割拠のコタイ地区へ進出を果たした。2020年に5月に死去した王の「遺作」となる超豪華IRで勝負を挑む!

マカオ・コタイ地区でSJMが約5,500億円を投じて開発を進めてきた統合型リゾート「グランドリスボアパレス」が2021年7月30日に部分開業した。中国と西洋の文化の見事な融合を体現することをコンセプトとして掲げ、その名の通り宮殿のような壮大かつ豪華な雰囲気に仕上がっている。

カジノ(ゲーミングテーブル268台+スロットマシン1,200台)のほか、リゾート名を冠した旗艦ホテル、著名ファッションデザイナーの故カール・ラガーフェルド氏がインテリアデザインを手がけた世界初のホテル「ザ・カール・ラガーフェルド」、ショッピングアーケード、ウェルネス・レジャー施設、MICEベニューで構成される。今後はアジア初のヴェルサーチデザインのホテルもオープン予定。

コタイ地区は21世紀に入って以降にIR集積エリアとして開発が進んだ新興埋立地。

グランドリスボアパレスの開業により、6陣営すべてがコタイ地区に進出したことになる。SJMといえば、かつてマカオのカジノ経営権を独占していたSTDMがルーツで、長くマカオ半島を本拠地としてきた。一方、新規参入組が次々とコタイ地区に進出した結果、巨大IR群を形成することとなり、近年ではコタイ地区が新たなカジノの中心地としてのポジションを確立。マカオ半島の雄として君臨したSJMが最後にコタイ地区へ進出するというのは象徴的だ。

CASINO japan Vol.31に掲載中!

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