世界最大規模のポーカーイベント、WSOP=ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーの会場に日本国家「君が代」が流れると、世界各国から集まったポーカープレイヤーたちが起立して、聴き入っていた。その光景は鳥肌がたつほど感動する。ステージの上には、日本人として歴代5人目のWSOPブレスレットホルダーとなった岡村元義さんが表彰されていた。
岡村さんは芸能ブロダクションでアイドルのプロデュースを手掛けることが本業だが、コロナ禍の影響でライブ活動が制限され、時間が空いてしまったことからポーカーをはじめると、瞬時にハマってしまう。
オンラインゲームの大会でも優勝経験があったり、ゲームプレイヤーとしての素質が高かったこともあるが、ポーカーは勉強することで強くなれると気付き、毎日8時間以上もコーチを付けつつ、勉強を続けたという。これは並大抵の努力ではない。
本人は「最終的な勝因は運だと思います…」と謙虚な発言をしているが、ポーカーが運だけで勝てないということは周知の事実。
1年半という短い期間でWSOPのブレスレットを手に入れることができたのは、積み重ねてきた努力の結果であり、運の要素は一握りだ。
ちなみに、岡村さんの獲得賞金は209,716ドル(約2,400万円)。
次なる目標は、WSOPメインのブレスレットになりますよね!?