テキサスホールデム・ポーカーの人気が加速している。日本最大規模のポーカーイベント「JOPT=ジャパンオープンポーカーツアー」が開催される東京・浜松町にあるポートホールには、開催される4日間に連日1,000人前後のポーカーファンが集まっていた。トーナメントの参加登録には100人以上が列を作ったり、第1回大会の参加人数が89人だったことを考えると、驚く成長といえる。
主催会社となるジャパンオープンポーカーツアー株式会社は、大会の入賞者に提供する年間プライズ総額を1億円として、JRの車内広告として「プロ契約1億円」と記す中刷り広告を掲げた。インパクトは絶大、世間にポーカーを知らしめる強力なプロモーションとなっていた。
JOPTのメインイベントに参加するには、提携する全国のアミューズメントポーカー店舗で開催される予選に勝利し、参加権利を獲得する必要がある。2022年1月10日に開催された「JAPAN OPEN 21」の優勝者には、39,470ドル(約450万円)のプライズが提供された。なお、プライズの総額は、131,400ドル(約1,500万円)が準備されていた。
お金を賭けるカジノが存在しない日本では、ポーカーイベントが特異に進化している。
JOPT以外も、ジャパンゴールドドラゴン やJPFなど、世界に誇れるイベントへ成長する可能性を秘めたイベントが多数あり、更なる成長に期待したい。