ラスベガスで開催中のポーカー大会「WSOP 2024」のレディーストーナメントにて、岡本詩菜さんが賞金17万ドル(約2,770万円)を獲得し、日本人女性プレイヤーとして初めての優勝を飾った。岡本さんは昨年の同トーナメントでも準優勝しており、今回の大会でそのリベンジを達成した。
賞金17万ドル(約2,770万円)と初ブレスレットを獲得
ラスベガスにて開催されている、世界最大のポーカー大会「2024 55th Annual WSOP」のレディース種目にて、日本人の岡本詩菜さんが優勝し、賞金171,732ドル(約2,770万円)を獲得した。
同大会において、日本人女性プレイヤーが優勝するのは、今回が初めてとなる。
岡本さんが優勝したのは、2024年6月28日から7月1日(現地時間)にわたって行われた、「$10,000 LADIES Championship No-Limit Hold’em」という、WSOP唯一のレディーストーナメント。
世界各地から1,245人の女性ポーカープレイヤーが参戦した。
岡本さんは、2021年からWSOPに参加しており、2023年には上記トーナメントにおいて準優勝している。
今年の大会参加前にはSNSに「去年の忘れ物を回収したい」と書き込んでおり、その宣言通り、今回の大会にて見事ブレスレットを手に入れることができた。
今回の優勝により、岡本さんのWSOPでの獲得賞金の合計は321,037ドル(約5,160万円)となった。
日本人選手の躍進が続く国際ポーカー大会
今回のレディーストーナメントには、日本からのプレイヤーが他にも複数参加している。
例えば、”オールイン番長”の愛称で知られているHaruna Fujitaさんは最終8位にランクインし、賞金18,390ドル(約296万円)を獲得した。
WSOP初参加となる日本人プレイヤーも多く、アメリカの参加者が大半を占めるランキングにおいて、日本勢が存在感を示す結果となった。
今後も日本人女性ポーカープレイヤーの活躍に、世界中から熱い注目が集まることが予想される。