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女性が考える日本のカジノIR

「女性が考える日本のカジノIR」の概要

カジノに精通する女性が語る、日本のカジノIRとは?カジノIRが目指すべき姿を独占インタビュー!

日本のカジノIR認可の傾向と対策

――お互いの自己紹介を兼ねて、カジノとの接点を教えてください。
神保 高校生の頃に東南アジアの国に行ってカルチャーショックを受けて以来、どっぷりはまりました。大学1年の時は6カ国を一人で回ったんです。カジノに入ったのもその時に訪問したマカオが初めてでした。
卒業後も海外のカジノで遊ぶようになって、中国に働きながら4年半ほど滞在して日本に帰国して就職するんですが、会社でパワハラに悩まされたので、辞めてカジノディーラーになろうと思い立ち、働きながらディーラー養成スクールに通って卒業しました。
今では女性にカジノの楽しさを伝えるべく、webメディア「casijo」を立ち上げて活動をしています。
髙倉 1983年に新卒でシグマという会社に入社しました。当時はゲームセンター運営、メダルゲーム機器の製造販売、海外カジノ向け機器の製造販売、ラスベガスでのカジノホテル経営など、主に4つの事業を手掛けていた会社です。


当時は国内ゲーム企業の多くがファミコンの市場に目を向けている中、海外のカジノ市場に注目していたのはシグマくらいでしたね。米国のネバダ州でメーカーライセンスを取るのはすごく困難ですが、ネバダ州の企業以外で初めてライセンスを取得したのはシグマでした。一時期は世界第4位のカジノ機器メーカーだったんですよ。
当時、シグマのカジノマシンは全世界で人気を博し、今なお各国のカジノに設置されているほどです。
そんなシグマを2004年に退職して、多くの会社からお誘いを受ける中、日本システムという会社に転職、キャリアを積んだ後に2009年に起業の誘いを頂いて、フロックという現在の会社を設立します。
もともと好きでこの業界に入ったわけではないんですが、もう40年間以上どっぷりカジノとゲームの仕事に浸かってます。
神保 何かの縁だったかもしれないですね。仕事とは関係なくカジノで遊ぶことってありますか?
髙倉 カジノは大好きです。今まで10カ国以上のカジノに行きましたが、どこに行っても寝ずにスロットで遊んでいたりします。
神保 様々な国のカジノで遊ばれて、どこの国のカジノが一番だと思いますか?
髙倉 もちろんダントツでラスベガスです!ラスベガスは個性的なカジノがたくさん存在して、どこを見てもトップオブトップ、まさにエンタテインメントシティです。
――ラスベガス以外で楽しかったカジノは?
髙倉 マカオやシンガポールは規模が大きくて遊びやすいですよね。それ以外のカジノは場という感じで、カンボジアに行った際は、お客さんが目の色変えてお札を握りしめて遊んでいるのを見て引きました。
神保 カンボジアのシアヌークビルも、中国の方々がギラギラした目でお札を握りしめて遊んでいました。
髙倉 私が行ったのは、カンボジアとベトナムの国境にあるバベットという街ですが、土埃が舞っていて、独特の雰囲気が印象的でした。


神保 私、そういうところほど行きたくなります。国境の街が好きなので。
――気になっているカジノはありますか?
髙倉 行ってみたいのはモナコですね。あのゴージャスな雰囲気を味わってみたい!
神保 私はカンボジアのシアヌークビルのような、のんびりした南国リゾートが好きです。小さいカジノが集まったような、こじんまりした片田舎で過ごすのが自分に向いています。人気のないカジノで延々とブラックジャックをしたり…私の場合は旅の中にカジノがある。街の雰囲気と一緒に、カジノや現地の人との交流を楽しむスタイルです。
次は台湾の台北でポーカーをしてみたい!

――2030年に日本もカジノIRが開業する予定ですが、感想をお願いします。
髙倉 私は日本のカジノIRが目指すべきはラスベガスだと思います。複数のカジノがあって、誰でもふらっと入れて、少ない賭金で夢が手に入るような世界が理想です。
でも、今は違う方向に進んでいるような気がします。日本のカジノIRは入場制限を設けて、1週間に3回までしか入れない。さらに入場料として6000円を徴収する予定です。
神保 本当に同感です。最初からハードルを上げなくてもいいのに、と思います。入場してもゲームをしないで、その雰囲気を味わって帰るだけでも良いと思います。
――時間制限や入場料の徴収を行うことで、入場料を取り戻そうとしたり、残りの時間内で取り戻すために無意識に賭金を上げてしまう人が出てくるのではないでしょうか?
依存症になって財産をなくすと言うカジノ反対派の方がいますが、お二人もカジノは危険


CASINO japan Vol.32に掲載中!

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この記事の監修者

日本で唯一のカジノ専門誌「CASINO japan®」の発行主として、日本のカジノIR業界の情報を毎日発信しています。

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