UAEことアラブ首長国連邦は、アブダビやバイなどを含む7つの首長国により構成される連邦国家。オイルマネーによって急速に経済発展を果たした連邦国家は、オイルマネーに依存しない経済体制を粛々と築き続け、積極的なインフラ投資を通じて観光資源を整え、魅力的な地域を築いてきました。
そんなUAE、次は7つの首長国にカジノライセンスを与えることを計画。カジノ事業を規制・管理する連邦機関として、一般商業ゲーミング規制機関(GeneralCommercial Gaming RegulatoryAuthority)を設立してカジノ合法化に向けて推進しています。
既にラスアルハイマ首長国の沖合にある人工島、アル・マルジャン島では、ラスベガスやマカオでカジノIR事業を営むウィン・リゾーツ社が2027年の開業を目指して開発を進めています。
アル・マルジャン島はドバイ国際空港から車で45分程度、アラビア湾に4.5㎞に渡って広がる人工島として、4つの島から成り立っているリゾート地です。
ウィン・リゾーツ社は250,000㎡という広大な敷地に、1,000室以上の五つ星ホテルを誕生させ、MICEやショッピング施設、レストランを含んだカジノIRを誕生させます。
このUAEで初のカジノIRは、ウィン・ラスベガスの約2倍という規模、約20億ドル(約3,000億円)といったプロジェクトです。しばらくは、カジノ関係者が注目するUAEから目が話せませんね!