職業ポーカープレイヤーポーカートーナメントを主催!?
——大変ご無沙汰しています！まず、お会いしてなかった間、ポーカープレイヤーとして進展があったようですが？じぇいそる 若干古い話ですが、サミー社がスポンサーに付いてくれました。
同時期に、オンラインポーカーの会社からもスポンサーの提案を頂いたんですが、何か違うと思って断ったんです。
年齢的な面もあるんですが、どこと組むのが得策かと考えた結果、個人的にはサミー社だという結論に至ってました。
当時はサミー社の「エムホールデム」というゲームアプリに関する仕事を頂いていて、「CASINOjapan31」の表紙もサミー社のロゴが入った服を着ていますが、まだ契約はしてない状態でサミー社からユニフォームだけ送られてきて「これを着てWSOPに出てください…」と頼まれて、サミー社と関わりがあったので受け入れてました。
その後、担当者の方とお話しすると、プロ契約できるプレイヤーを探していたようで、お互いのタイミングや条件が合ったので、契約させて頂きました。
——日本の上場企業が、ポーカープレイヤーのスポンサーに付くのは史上初ですよね？感想を聞かせてください！
じぇいそる日本人で初めて上場企業が認めてプロ契約したプレイヤーとなったことで、歴史に名を刻めたかなといった思いがあります。
自分は強いからプロになったというより、長くやってきて、この業界のことに詳しいという意味で活動しています。もっと強いプロはたくさんいて、プロと名乗っていなくても強い人はもいる。YouTube配信を始める前は、ポーカープレイヤーとして生きてきたんですが、将来的にトーナメントの運営などに興味を持って、ポーカー業界で仕事することを考えていたんですよ。
——謙遜されていますが、十分に強いと思いますよ（笑）。Youtubeも新しい企画が始まりましたね？
じぇいそる「HIGHLIMITPOKER」はYoutubeではなく、別のプラットホームでの放送を目指しているんですけどね。
僕がポーカーを始めた頃は、アメリカに「HighStakesPoker」とか「PokerAfterDark」というリアルに現金を賭けてポーカーをプレイする番組があって、多くのプレイヤーが番組出演者に憧れてました。いつの日か出演したいと思っていたんですが…自分で番組を作ってしまいました！
——すごいです!!
じぇいそる 僕はポーカー業界に約20年いるので、世界中にポーカープレイヤーの知り合いがいます。日本国内で認知度の高いプレイヤーは全員知っていると思うし、業者関係者も知っていると思うので、プレイヤーをアサインする立場というか、ゲームホストというポジションが向いていると思っています。
僕に出演して欲しいという声もあるんですが、自分が出演してしまうと、勝っても負けても否定的なことを言われるので、ホストとしてプレイヤーを世界中から集めることに専念して、不正が絶対に起きないようにして、参加者が安心してプレイできる環境を作ることが僕の使命だと思っています。番組は高額が動くので、安心できる環境が必須なんです。
——番組は本当にお金を賭けている？
じぇいそる はい。合法的にパラダイスカジノでお金を賭けてプレイして、それを収録しています。
カジノ側に支払うレーキ（手数料）も決まっている金額だし、それに基づいて単純にプレイしているだけです。僕らも手数料を頂いてないですし、場所を借りて撮らせてもらっているだけです。
——「PokerAfterDark」や「HighStakesPoker」は面白かったし、番組からスタープレイヤーが誕生しましたね！
じぇいそる そうですよね。僕もトム・ドワンとかフィル・アイビーとか、ダニエル・ネグラヌに憧れてました。
彼らも最初は無名でした。「HIGHLIMITPOKER」も始まったばかりだから、今は無名でもスーパースターが誕生するのは間違いないと思ってます。
——番組では実際にお金を賭けているとなるとヒリヒリしますね！
じぇいそる １日に10時間ほど撮影するんですけど、あれだけ大きなゲームを見ていると、あっという間に時間が経ってしまうくらい面白いんですよ！
——収録ではRFID（ICチップが埋め込まれたカードを使いリアルタイムにハンドを把握できるシステム）を使ってます？
じぇいそる はい。コントロールルームをカジノ内に置かせて頂き、そこでメカニックマン３人で対応しています。
——やりますね、パラダイスシティ！
じぇいそる そういう場所に出入りできる立場なので、プレイヤーとしての出演は如何なものかと考えています。
そこまで視聴者の方に説明をしているわけではないので、なぜ出演しないのかとよく聞かれるんですが、番組の参加者に安心してプレイできる環境を作りたいという思いが１番大きいです。
——ポーカーの世界をわかっている人がプロデュースするから良いんですよね。
じぇいそる 僕がゲームホストをやっているから出演してくれるとか、その安心感もプレイヤーにはあると思うんです。なので、そのような立場になっていこうと思っています。
——過去に多くの人たちが同様の企画を考えて動かれたと思いますが、ここまでやった人は初めてだと思います。海外で収録する番組は簡単にできないですね。ちなみに、じぇいそるチャンネルは今後も新企画を考えているんですか？
じぇいそる 「HIGHLIMITPOKER」を出してみて、僕を観たいという声が想像以上に多いんですよ。このチャンネルで配信するなみたいな声まである（笑）。
普段の番組を楽しみにしてくれる人が多いので、しっかり撮影していきます！
